ギター遍歴

所有してきたギターについて書き留めていきます。

【8本目】Steinberger Synapse Demon

Steinberger Synapse Demon ※売却済み

所有期間:2014~2020

ヘッドレスの老舗Steinbergerの、まあまあ異色なスペックのギターです。

・超ロングスケール

・2カポで通常のスケールになるため、デフォルトは2カポで演奏する

・スライド式のローラーカポが標準装備(私の個体はある日スライドしていたら砕け散ったので写真には写っていません)

・指板のポジションマークは0カポ用、サイドドットは2カポ用(サイドドットが指版に対して2フレットずれて打ってある...)

・アクティブのEMG 2発

・ピエゾピックアップ搭載

・コントロールは、ボリューム、EQ(High)、EQ(Low)、ピエゾのMIX比率

だった気がする。

 

2014年当時の私はヘッドレスギターに猛烈に憧れており、例によって大手楽器店の決算セールでネット購入しました。

確か定価が18万程で、購入価格は6万程。安くなりすぎ!

 

大本命はStrandbergでしたが、当時は本国スウェーデン生産のものしか存在しておらず、バックオーダーは数年待ち、お金があっても買えるようなものではありませんでした。

今は当時からは考えられないくらいStrandbergが流通していますね。

 

【演奏音源】

ギターパートはすべてこのギターで録った自作音源です。

0:50~のクリーントーンはピエゾをミックスしています。

soundcloud.com

 

【演奏動画】

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【7本目】Ibanez RGD7421

Ibanez RGD7421 ※売却済み

所有期間:2014~2019

 

 

写真は残っていなかったのでソニックスさんの画像をお借りしました。

www.sonicsystem.co.jp

 

バンドサークルの先輩から1万円で譲ってもらい、同じような値段で楽器店に売りました。

人生初の7弦でしたが、重い音は気持ちいい一方でずっと弾いていられるようなギターではなかったですね笑

とはいえロングスケール+7弦+破格の安さで、極貧学生メタラーには助かりました。Ibanezさんありがとう。

 

演奏動画はありませんが、ライブ動画が残っていました。

右が先輩(Conklinの7弦)、左が私(RGD7421)

演奏はともかく楽しそう。戻りたいなあ。

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【6本目】Ibanez RGD420Z

Ibanez RGD420Z ※売却済み

所有期間:2010~2020

大学2年の頃にプログレメタル、テクデス、ジェントへの傾倒が始まり、24フレットのメタルギターを求めて、ネットで3万ちょっとで購入。

私のピッキング時の癖によりボディの塗装が剥がれてしまっています。

YOUNG GUITARのJohn Petrucci特集で、彼の所有ギターの中に同じ痕がついている個体があることを発見したときは一日中ニヤニヤしてましたね。

 

後にバンドサークルの先輩にピックアップを交換してもらいました。

Ibanez内製の純正ピックアップから、DimarzioのLiqui FireとCrunch Lab(Dream TheaterのJohn Petrucciのシグネチャー)に交換し、確かに音はよくなりましたが劇的な改善には至らず、ギター本体が音に与える影響を身をもって知ることになりました。

 

ちなみに作業のお礼に先輩を中華料理屋に連れて行ったらそのお代もご馳走になってしまいました。この場を借りて改めてありがとうございました。

 

現在もラインナップが続くRGDですが、特にピックアップセレクターの配置がMusicmanのJPを意識してそうだな、と勝手に思っています。

Ibanez時代のジョンペトが使ってたピカソ、再販してくれないかなあ。

 

演奏動画

・純正ピックアップ

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・ピックアップ交換後

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あまりの比較になりませんが、だんだん塗装が削れているのがわかりますね笑

 

次回

【5本目】Musicman Axis Sport

Musicman Axis Sport ※売却済み

所有期間:2010~2020

大学1年の頃、地元の小さな帽子屋さんで3,8000円という破格で購入。

前オーナーの方とお話し、快く譲っていただけました。巡りあわせに感謝です。

写真は売却直前の姿です。購入から数年後、塗装がパリパリとはがれてきたんですよね。公園の鉄棒みたいですね。

弾きやすい、作りがいい、ヘッドもボディも小さく取り回しが楽、そして何より音が良かったです。

重心が低くガシッとした音はどんなジャンルにもマッチしました。

大学生時代は体の一部のようなギターでした。

ちなみに、この年代のMusicmanは時間経過でネック裏が黒く変色する特徴があります(写真は残っていませんでした)。

ヘッドとネックを境に塗装の境界線があり、ヘッド裏は綺麗な色のままなのにネック裏はどす黒く変色していきます。これも味ですね。

 

実は、唯一売ったことを心底後悔しているギターです。

オリジナルのピックガードもついていますし、特徴的なギターなのでまた中古にぽろっと出てこないかな、と思っています。

今も誰かに弾かれてるといいな。

 

演奏動画

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次回

【4本目】DEAN ML DIME O FLAGE

DEAN ML DIME O FLAGE ※売却済み

 

高2の1月、お年玉全ぶっぱして購入しました。

PanteraのDimebag Darrellに心酔していた私は、日頃からクロサワ楽器のサイトでDEANのギターを監視する日々送っていました。

そんな折、年末セールで憧れのMLが4万円程で出品されているのを発見し、震える手で注文ボタンを押したのでした。

迷彩にDimebagのシルエットが紛れているのがいいですね。

 

大きいボディは取り回ししづらいうえ、ネックは反りやすく、ボルトオンの廉価版なので弾きづらかったですが、確かにメタルなサウンドがでるギターでした。

たくさん弾きました。

 

演奏動画

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Dimebagが凶弾で亡くなる直前に、このフィニッシュのギターでKRANKアンプを試奏している動画はこちら。

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真空管サウンドのDimebagも聴いてみたかったですね。

もし彼がまだ生きていたら大物YouTuberになって、年を重ねて粋なブルースを奏でていたんだろうなと思います。

彼は今でも私の一番のギターヒーローです。

 

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次回

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【3本目】edwards Alexi V Scythe

edwards Alexi V Scythe ※売却済み

所有期間:2009~2020

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Children Of Bodomのフロントマン、Alexi Laihoのシグネイチャーモデルの廉価版です。

このカラーリング、購入した2010年当時はレギュラー品でしたが、現在は受注生産となっています。

 

演奏動画。

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さて、アレキシのギターサウンドの特徴の一つとして、プリアンプによってブーストされたリードサウンドが挙げられます。

現在のアレキシVモデルにはプリアンプブースターMM-04が標準装備されていますが、このScytheの場合は別売りだったため、穴を開けて後付けしています。

ボリュームノブの下方にあるスイッチがそれです。

 

また、ESP製と同様、廉価版のこちらにも本家のフロイトローズがついているのでかなり大胆にアーミングができます。

ただ、これが祟ってか学生時代はアーミングのし過ぎで弦を切ることがたびたびあり、当時バンドを組んでいた先輩がTwitterで「アーミング大好きマンはすぐ弦切るからア」って呟いていて、絶対俺のことやんけってなった思い出があります。

 

最後に、変形ギターの宿命ですが長いほうの角がぶつけるたびに欠けます。

おそらく新品当時より1cmほど短くなった気がします。

すでにメルカリで手放しましたが、リア一発でごまかしが利かない分、私を成長させてくれたギターでしたね。

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手放す直前のお姿。角がかけまくっている。

 

 このギターでよく弾いた曲

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次回

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【2本目】Epiphone Les Paul Jr. 1957 Reissue  

Epiphone Les Paul Jr. 1957 Reissue

所有期間:2008~

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何故かきのこのHOKTOとVANSのステッカーが貼ってある。日産のロゴがついてた時期もあったが剥がれ落ちた(ピックガードに穴が残っている)。
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綺麗な個体の画像はこんな感じ。

Body : Mahogany

Neck : Mahogany

Fingerboard : Rosewood

ピックアップはリアにP-90一発というシンプル仕様。

当時3万円ほどだった記憶があります。

個人的にこのEpiphoneのロゴ、とても好きです。

新品購入当時2008年なので、製造もそれくらいかと思われます。

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アシメがステキなお兄さんによる演奏動画は2:45から。

音はローが控えめで枯れた感じです。僕の個体と雰囲気は同じだと思います。

コードをかき鳴らしたり、コード主体のリフを刻むのが似合うギターですね。

また、非常に作りのいいギターでした。「バンドコンテストで藤井フミヤのバンドに負けて準優勝だった」話をたびたびする辛口ギタープレイヤーの叔父が言っていたので間違いないと思います。

 

ここからは思い出話です。

誕生日とクリスマスの合算プレゼントとしてギターを買ってもらえることになった僕は、親に連れられて静岡駅前呉服町通りへ。
今は同じ通りの別の場所に移転した楽器店「すみや」の、初心者向けギターコーナーの一画にこのギターはたたずんでいました。

 

恐れ多くも当時の僕はFender系のギターは軟弱であるというイメージを持っていましたが、それを差し引いてもこのタバコサンバーストカラーの上品な佇まいに強烈に惹かれたことを覚えています。

 

そこからは、店員さんの話にひたすら相槌を打ったり、演奏を見せつけられて「すごいですね」と言いながら内心でめちゃくちゃ悔しがったりしてから、購入となりました。

店員さんが「このギターはサンボマスターBump Of Chickenも使ってるんだよ!」と言っていたのを覚えていますが、今思えばLes Paul Specialのことを言っていたんですね。まあ同じといえば同じですかね。

 

当時親にお礼を言うことのハードルが非常に高いお年頃でしたが、今回ばかりはと感謝を伝えたそのギターは今も実家の僕の部屋に立てかけられています。

 

そろそろ調整して弦張り替えようかな。

 

このギターでよく弾いた曲。

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【3本目】edwards Alexi V Scythe

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