【1本目】Greco EG500? Cherry Sunburst (1976年製?)
誰に見せるでもなく始めた、所有してきたギターを書き留めていくブログの、記念すべき1本目です。記念すべし。
Greco EG500? Cherry Sunburst ※譲渡済
所有期間:2008~2019
型番、製造年ともに定かではありませんが、 おそらく1976年製のグレコのEGシリーズです。
販売当時の定価はEG500であれば5万円、EG700であれば7万円、という風になっていたそう。
2020年現在はEG500は2~5万円、EG700は5~8万円ほどで取引されています。
一説によればビンテージの定義とは「販売当時の価値を上回ったもの」らしいので、当時の物価が今の倍ほどだったことを考えれば、ジャパンビンテージとも呼べるかも。
本家をはじめとするLPタイプと比べると重量がかなり軽く、カラカラとプラスチックのような質感がありましたが、とても弾きやすくネックも動かない作りのいいギターでした。
ここからは思い出話です。
縁あってこのギターを手にしたのは、今から13年前の2007年でした。
当時中学2年生、学校の友達のお父さんが「ギターをあげる子を探している」とのこと。
ギターのギの字も知りませんでしたが、漠然とした憧れから立候補したところ当選(?)し、ここからギターにいろいろと捧げていく生活が始まりました。
ハードケースを開けた時の独特の匂いに包まれながらギターと対面した時のことは今でも覚えています。ケースを開ける瞬間って、いいですよね。
ちなみにこのギター、2019年の4月に元の持ち主である友達のお父さんに返しました。
まだ新品だった30年以上前、このお父さんにとってもこれが最初のギターだったそうです。
また弾く機会があったら弾きたいギターですね。
一番最初にコピーした曲(イントロだけ)。
これが弾けたらゴールだなと思っていた曲。
さてこのギター、もらった当時は音が出ませんでした(高校卒業時に卒業祝いのお金で修理しました)。
当初の僕は音が出るエレキギターを知らないので、音が出ないことなどお構いなしに黙々と練習に励んでいましたが、やはりだんだんと音の出るエレキギターが欲しくなっていきます。
そして親との交渉の末「クリスマスと誕生日の合算プレゼントとしてであればギターを買ってあげます」ということになり、楽器屋に向かうのでした。
次回
【2本目】Epiphone Les Paul Jr. 1957 Reissue